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すのうさんの事 [人]

すのうさんに再会したのが去年のちょうど今頃でした。
思えばそこからボクは少しずつ変わってきたのかも知れません。
彼女のサイトは以前から知っていたのですが長期にわたって更新がなかったので疎遠になっていました。
久方ぶりに彼女のサイトを訪問していつものようにエッセイのページに飛んでお亡くなりになったことを知りました。
ショックでした。
「明日があるさ」の積み重ねが彼女を知るチャンスをなくしてしまったのだから。
改めてエッセイを順を追って読んでみました。
重度のMS(多発性硬化症)の発作から回復の兆しが見えはじめた矢先に再び重い発作に見舞われ帰らぬ人となられました。
多発性硬化症という難病について調べてみました。
この難病の難しいところは症状、進行の個人差が大きいとの事でした。
彼女の症状は重く何度も発作を繰り返します。
脊髄液検査は痛かったはずなのに、大量のステロイドやインターフェロン投与は精神にさえ影響したであろうに彼女のエッセイからは闘病の凄まじさなど微塵もなく生きる喜びに満たされていました。
すのうさんは自分の死に納得して生きることに満ち足りた思いで逝かれたのだろうか。
ボクにはそうは思えませんでした。
どこか突き抜けた暖かい文章を書かれたすのうさんの足跡を訪ねたいという想いがあり昨年夏に石川へ行きました。
こんな事はかつてのボクにはなかった異常行動でした。
日本海沿いの長い道を抜けるとすのうさんが好きだった白山が見えてきました。
そのなだらかでどこまでも広がる稜線を見てなぜだか納得できてしまった。

生前のすのうさんと知り合うチャンスがあったのにボクはそうしなかった。
「明日がある」
すのうさんにとっての「明日」はぼんやりとした朧気なものだったのかも知れません。
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したいことがあるの
きょうしたいの
いましたいの
いまじゃなきゃいやなの
いましたいの!

2002/08/01(Thu)のエッセイより抜粋
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いまだすのうさんを巡る思索はボクの心の中でひとつの形を得ていないのですが、エッセイから垣間見た彼女の生き方にボクは影響を受けはじめている事は否定できません。
人間が好きになったかもしれません。

すのうさんのサイト
 ⇒Snow Letter


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